ライ麦畑で捕まえて書評
こんにちはRUBYです!
今回は、J・D・サリンジャー著 野崎孝訳のライ麦畑でつかまえてについて書評していきたいと思います!
個人的にはこういった青春小説だったり主人公が成長していく小説だったりをよく読むのですが、その中でもこの本は難しくてなかなか読了までに時間がかかりました。
ですが、せっかく読み切ったので書評やっていきたいと思います。
ライ麦畑でつかまえて
今やサリンジャーの名作として語り継がれるこの小説。
著者はJ・D・サリンジャー
著者はJ・Dサリンジャーです。
私RUBYは読んだことないのですが他にナイン・ストリーズ、フラニーとゾーイーなどの作品を残しています。
著者のプロフィール
著者J・Dサリンジャーはアメリカ出身で比較的裕福な家庭で育ったとされています。しかし第二次世界大戦中、軍に入隊し精神の病を抱えてしまうようですね。そして終戦後執筆を始めこのライ麦畑でつかまえてを書き上げました。
翻訳者は野崎孝
この本は語学の天才とも言われた野崎孝さんによって訳されています。この方は主にサリンジャーの本を訳し、他にも世界の小説を訳されました。
中でもライ麦畑でつかまえては当時のアメリカの男の子の口調に合わせて訳すのが極めて難しく、ご本人も至難の技だったと言っているようですね。
村上春樹訳も?
実はこの本、かの村上春樹も翻訳をしています。キャッチャーインザライと題された本は野崎孝訳に比べ、村上春樹ワールドが広がる本となっているようです。
作品の背景と本の概要
どういった背景の元誕生したのか
実はこの本、当初は出版社から猛反対を受けるんですね。その主人公の独特さ、少し過激な発言が受け入れられないのではないかと言われていたんです。しかしそれでも出版し、賛否両論ありつつも世界的な大ヒット小説となりました。
本のあらすじ
高校を放校となった17歳の少年ホールデン・コールフィールドがクリスマス前のニューヨークの街をめぐる物語。口語的な文体で社会の欺瞞に対し鬱屈を投げかける内容は時代を超えて若者の共感を呼び、青春小説の古典的名作として世界中で読み継がれている。
感想
ここからは筆者RUBYの感想です!
最初にも記したのですが、RUBYが今まで自分の意思で読んだ小説の中では一番難しい小説でしたね。他にも高校生時代、読んできなさいと課された難しい本もあったのですが、それらの本を除くとこの本は言い回しなどが取っつきにくく、うまく頭の中で風景を浮かべられなくて難しいと感じました。
しかし、くせ者であるこの本の主人公にも段々と自分の中で共感が生まれるんですね。
最初はなんだこいつと思いながら読んでいたRUBYですが、主人公の人の欠点ばかり見ている部分が自分にも共通しているのではないか、と思うようになったのです。
自分にもすぐあの子のここはダメだとか考えてしまう一面があるなあ、、と。
それでも、好きな人であったり、自分の共感者を大切にする部分も納得できてしまうんですね。
難しかったですが、読んでみてよかったと思います。
まとめ
読む前後でのRUBYの変化
もっと前向きに生きようなどという変化などは特にありませんでしたが、友人といて不意に「コイツのここが嫌だ」と強く思ってしまったとかこの小説の主人公を思い出すようになりました。実は私RUBYも人の嫌なところを見つけては心の中でブツブツ言う癖があるんですね、、笑 そんな癖を気づかせてくれたという点ではある意味変化なのかもしれません。
どんな人に向いているか
この本は
- 風変わりな主人公の小説が読みたい
- 自分は小説に読み慣れている。
- 外国小説を読んでみたい
という方に向いてると思います!
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