木曜日の子どもを読んで
こんにちはRUBYです!
今日は書評ブログを書いていきたいと思いまーす!
今回の本は 木曜日の子ども 重松清 著でございます!
私RUBY小学生の頃から重松清さんの本結構読んできたのですがこの本を読んでる際、途中で「これは本当に重松清の本か?」って思ってしまうような一風変わった本でした!
ということで本の紹介に入っていきたいと思います!
木曜日の子ども
今年(2019年)発売された重松清さんの最新作ですね。
現在は単行本として発売されており、424ページとなっております。
著者は重松清
読書好きな方でもそうでない方でも重松清さんの作品は読んだことある方がほとんどではないでしょうか。
本まるごと一冊でなくても中学入試や高校入試の国語の問題でも出題されることが多い気がします。
私RUBYも中学生のとき模試や過去問で重松清さんの作品に対面したことがありました。
主人公の成長を描くような話が多いですよね。
個人的にRUBYは重松清ファンなのですが、君の友だちで重松清さんの存在を知りました。
直木賞にノミネートされていたり、賞を受賞したり実績のある作家さんです。
作品の背景と本の概要
どういった背景で誕生したか
この本は重松清さん本人も過去最高に重い作品だ、とおっしゃっているようです。
私自身も読みながら抜け出したくなるような気持ちに襲われました。
作家として、父として様々な思いを込めた作品となったようですね。
本のあらすじ
「きみたちは、世界の終わりを見たくはないか――?」 震撼の黙示録!
「世界はこんなに弱くてもろくて、滅ぼすなんて簡単なんだってことを……ウエダサマが教えてくれたんですよ」7年前、旭ヶ丘の中学校で起きた、クラスメイト9人の無差別毒殺事件。
結婚を機にその地に越してきた私は、妻の連れ子である14歳の晴彦との距離をつかみかねていた。
前の学校でひどいいじめに遭っていた晴彦は、毒殺事件の犯人・上田祐太郎と面影が似ているらしい。
この夏、上田は社会に復帰し、ひそかに噂が流れる――世界の終わりを見せるために、ウエダサマが降臨した。
やがて旭ヶ丘に相次ぐ、不審者情報、飼い犬の変死、学校への脅迫状。
一方、晴彦は「友だちができたんだ」と笑う。信じたい。けれど、確かめるのが怖い。
そして再び、「事件」は起きた――
あらすじだけでワクワクゾクゾクしてきませんか??
感想
きみの友だち、青い鳥、ナイフなど日常系を読んできたのでこの本の中盤ら辺で心がざわざわして落ち着かなくなりました。
飽くまで個人的な意見なのですが私はもう一度読みたいとはならなかったですね。。
上記の3作のような作品が私の好みというのもありますし、あとは起承転結の結の部分があまり好きではなかったです。
小説なので当たり前といえば当たり前なのですが現実と切り離されてる感じが強かった印象です。
本当に個人的な意見ですので!!
ですが、中盤の展開はすさまじく、そして内容も重たく本を閉ざしてしまいたいという気持ちに駆られながらも1日で読み終えてしまいました。
私は普段は3日から1週間くらいかけてゆっくり読み進めていくのが好きなタイプなので1日で読了したのはこれが初めてでしたね。
まとめ
どんな人におすすめか
この本は
- ゾクゾクする本を読みたい
- 重松清が好きだ
という方にオススメしたいです。
先述の通りこの話はゾクゾクします。展開に感情が追いつかず居ても立っても居られなくなります。私は普段そのようなタイプの小説を読まないので「ひえっ!」なんてよく分からない声をあげながら読み進めてました(笑)
重松清さんの本を普段から読んでる方にもオススメしたいです。今までの小説と雰囲気は違えど、やっぱり重松清さんが書いている感じが垣間見えます!
是非手にとってみてください!🙌